「修理品を新品でお返しする」職人の想い

「修理した品は新品と見間違う精度でお返しする」——ハクホウの手直し担当者は、自身の仕事への想いをこう語ります。

私たちハクホウでは、ただ手直しするのではありません。お客様の想いを理解し、一着一着に命を吹き込む。それが私たちの使命です。

手直し技術：「太田マジック」と呼ばれる職人技

60歳からこの道23年。セーター販売員の知見を生かした修理技術

定年退職後に入社しました。リペアの仕事はハクホウに入ってから始めたのですが、手先が器用な方ではないので、見様見真似で身につけました。基本的なことはセーター製造会社にいた頃からやっていたので、大体の目落ちは直せるようになりました。

［ 技術ポイント ］

お客様のご要望に応える柔軟性

どんな価格帯のものでも同じ想いで

アパレル販売員の時から営業はあまり得意じゃなかったので、ときどき「べら針※」を持って売り場に行っていました。百貨店だったので、その場でちょっとした傷や飛び出てしまっている糸など、ちょっとしたものを直してあげて。そういった小さな心ばかりのサービスで喜ばれた、それがきっかけですよね。もちろん、取り扱う衣料の研究は欠かさなかったですよ。

※べら針：編み物で糸始末や編み目補修、特に機械編みの際に使われる道具。先端の「ベラ」と呼ばれる部分が開閉することで、編み目を拾ったり、糸を引っ掛けたりする役割を果たします。

［ 対応可能なご要望 ］

検品工程としての手直し：職人の眼が見逃さない品質管理

99%の案件を引き受ける対応力

商品価値は価格では決まりませんが、特に額の大きいものは、編みが複雑だったり、いつも取り扱っている商品と違う点も多く、傷口も大きかったりして苦労はしました。そういったものをこの手で直したという達成感と同時に、感謝されるとやりがいも大きいです。

［ こだわり ］

• 価格に関係なく同じ品質での対応
• 根本的にダメなものはない姿勢
• 時間をかけてでも必ず完成させる責任感
• 新品同様の仕上がりへの追求

素材別対応例：どんな難しい案件も諦めない

困難な案件への向き合い方

お客さまのご依頼としては「虫食い」が非常に多く、直せるのかな…と困る商品も実際あります。でも、根本的にダメというのはないですね。しっかりお時間をいただいて必ず修繕出来る手段を探します。こういった難しい商品を担当すると、寝る前に振り返りタイムをもうけ、修繕のヒントを一生懸命探しているんですよ。

ハクホウの一貫体制による迅速対応

その場で解決できる連携体制

以前は各課に常駐して、即時お直しして、検品中の商品の中に同梱できるようなスピード対応などもありました。補正が必要な品はすぐ直し、すぐ戻してすぐ確認。お客様の検品納期や希望に対する指定は、検品中に発生した補修でも、確実に守ります。

ハクホウへのお問い合わせ

短納期・急なご要望・難しい手直し作業にも99%対応致します。

ハクホウの強みは、プレス・ミシン・検品・手直しを一社で一貫して行うことができる体制です。これにより、検品で問題が見つかった時の対応が社内で完結することで、輸送期間のロスやコスト削減など、さまざまなメリットを生み出しています。

どんな要望にも「やれる方法を探してやり切る」姿勢。多様な素材・商品への対応力。一貫体制による迅速な問題解決。これらすべてが、1着も無駄にしないハクホウの手直し技術を支えています。

［ 対応可能サービス ］

職人の技術と情熱で、あなたのブランドの価値を最大限に引き出します。